WiiU の HDMI 出力は、HDCP によるコピー保護機能がないので、HDMI をキャプチャできる機材とソフトウェアなどの環境があれば誰でも録画することができるのは周知の事実。お好みの環境を構築して、みんなもゲーム動画を上げるといいよ。
プレイ動画に対するメーカーの対応 - 任天堂
http://www18.atwiki.jp/live2ch/pages/157.html#id_634c0a67
任天堂によって指定された262作品(例 : 『マリオカート8』『スプラトゥーン』など)については、niconicoの「クリエイター奨励プログラム」に対応しており、ニコニコ動画に動画をアップすることができます。
YouTube についても任天堂の著作物を含む映像を正式に許諾しています。
→ https://twitter.com/Nintendo/status/471260005702709248
この記事では、ゲーム画面の録画 → iPhone に転送 → ツィート。
または 編集してツィート の流れを説明します。
目次
1. ゲーム画面を録画する
私は Game Capture HD というソフトウェアを使って WiiU の録画を行ってます。詳しくはぐぐると色々出てくるよ。Game Capture HD は Mac 版があるので、自前の Mac mini にインストールして、保存先のストレージには Drobo 5D を使用しています。
Game Capture HD
https://www.elgato.com/ja/game-capture-hd-support
このソフトウェアの良いところは Flashback 録画というのがあり、それを有効にしていれば過去にさかのぼって録画データを取り出して、ちょっとしたシーンでも後から録画ファイルにする事が出来る。Flashback 録画をしてると CPU 負荷が気になるので、アプリケーションを隠す(非表示)にすることで CPU 負荷は軽減されました。発熱もね。
基本は Flashback 録画を有効にしていて、保存先を Drobo 5D にしている。スペックによるだろうけど、過去2時間ぐらいは保持してくれている感じ。Flashback 録画中の一時ファイルは触れないので、録画ボタンを押すことでファイルが取り出せます。
Flashback 録画を使うにあたって注意点は、時間をさかのぼって録画ボタンを押すのだけれど、一回押すと、その時間よりさらに前の記録情報は失われるので、全部残したいのであれば、できるだけ可能な限り最初まで戻って録画ボタンを押すといい。その場合、保存先に 16GB ぐらいの mp4 ファイルができるので、やり過ぎるとハードディスク容量がなくなる諸刃の剣。
Game Capture HD から取り出した mp4 を Mac の QuickTime X Player で開いて、コマンド+Tでトリムモードにして使いたいところをある程度限定して、コマンド+Sで保存。トリムモードに入った後で保存した場合は、オリジナル mp4 は上書きされず、必ず別名保存になりますので安心ですね。
2時間分のデータだとかなり大きなデータ量になるのでここでのトリムは必須ですね。
2. ゲーム動画を iPhone に転送する
使いどころを取り出した mp4 をそのまま iPhone に転送します。私は動画を直接に転送するために Send Anywhere というサービスのアプリケーションを使ってます。このサービスでは、Win, Mac, iPhone, Android などの各プラットフォームでアプリケーションをリリースしているので、これで直接 iPhone に動画ファイルを送りつけています。
Send Anywhere
https://send-anywhere.com/
Mac版を起動して Now you can send to other device. からファイルを選んで Send Directly をクリックすると6桁の番号が発行されます。
それを iPhone 側のアプリで入力するとすぐに転送が始まります。30秒ぐらい*1 の mp4 なら20~30秒、3分*2 の mp4 だと長いと5分掛かります。それでも他のサービスを使うよりも速く iPhone の写真ライブラリに動画を送れるので重宝しています。
転送の注意点として、iPhone の空き容量に気をつけてください。動画はデカイです。
3. ゲーム動画をツィートする
iPhone にある動画を Twitter にアップロードするときは Twitter 社からリリースされている公式アプリを使用しています。
公式アプリから動画を上げることで30秒以内なら公式アプリ上での自動再生が有効になります。人によってはこの自動再生がうざい事もあるかもしれませんが*3、自動再生時は音声が再生されないので、通勤通学中でも動画の内容をフォロワーさん達が見られるのでお勧めです。ツィート上にある動画をタップすると音声も再生されます。
Twitter 公式アプリで動画をアップロードする時にも、QuickTime のトリムと同じように再生範囲を最大30秒まで指定できるので、ツィート前に動画の内容を再確認しましょう。
この辺りは普通にみんな知ってるかな?
4. ゲーム動画を編集する
もし、iPhone で送った動画をさらに編集したい場合は、iMovie を使っています。
ビデオというライブラリにある動画を選んで、プロジェクトを作成します。一番簡単に編集するには、カットしたいところを選んで「分割」をタップしていきます。最後にいらない箇所を選んで「削除」すると、シンプルなカット編集ができるのでお勧めです。スプリンクラーの動画とかはそうやって作成しています。
モンガラキャンプ場におけるスプリンクラーの設置例。対岸に投げるところは滑り止めがあるのでジャンプしなければ海に落ちない。(※音量注意) #スプラトゥーン #Splatoon pic.twitter.com/SXczHe8bNE
— えぎょ (@egyo) July 26, 2015
iMovie による編集例
- ビデオにある動画を選んで、右上にある ↑□共有アイコンをタップします。
- 左下の「ムービーを作成」という項目をタップするとプロジェクトが作成できます。
ひとまず「新規ムービーを作成」にします。 - 映像の下にあるサムネイルを左右にスライドして、カットしたいところに合せタップします。すると下側に「分割」という項目が現れるので、それをタップします。
- 同じように別の場所に移動して「分割」します。
- いらない部分の映像をタップすると黄色く選択されます。
そして右下の「削除」をタップします。このようにして動画の編集が行えます。 - 編集が終わったら、左上にある < をタップします。
- プロジェクトの画面になりますので、ここで名前をつけてもいいです。
個人的にはここにこだわりはないので MY MOVIE のままにしています。 - プロジェクト名の下にある ↑□共有アイコンをタップし「ビデオを保存」を選びます。
- 書き出しサイズを選択で「HD - 1080p」を選びます。
すると編集した動画が iPhone の写真ライブラリに保存されます。
もし、長編の動画を作ったならTwitterに直接上げるのでは無く、YouTubeとかにアップロードした上でツィートするといいですね。
今回紹介した流れだと余計なエンコード処理をしないので画質の劣化とアップロードするまでの時間が最低限に抑えられるいい方法だと思います。自画自賛。最終的なツィートでは Twitter によるいい感じのエンコードがされているんだけど、かなり綺麗だと思う。お手軽に Twitter に動画を上げる方法としても応用が利くんじゃないかな。
もっとみんなのプレイ動画を色々見たいので余裕のある人はどんどんスプラトゥーン動画を上げちゃうといいと思うよ。
追記(2015/10/9)
Twitter 公式の Web からも動画を投稿できるようになりました。
taisy0.com
Twitter、ウェブ版で動画のアップロードが可能に | 気になる、記になる…
これで iPhone に転送しなくても動画を投稿できるね。