るるぷらす

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信貴山 朝護孫子寺 を SIGMA sd Quattro で

電気式華憐音楽集団の大阪ライブのついでにせっかく入手した SIGMA sd Quattro を持って大阪近辺のどこかに撮影しようと思い立ち。信貴山(しぎさん)へ行ってみた。

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前日に深夜バスに乗り込み大阪駅に着いたのが翌朝の7時30分頃。予定では8時前ぐらいの到着だったので30分ぐらい余裕が出来たのだけれど、する事もないしとりあえず信貴山に向かった。

信貴山を選択した理由はなんとなくでしかないんだけど、都心からそれほど離れず楽しめそうな所を Google マップで眺めていて南東方面が目に付いた。信貴山の読みも分からないほどの素人だけど、戦国時代で聞いたことのある信貴山城といえば梟雄松永久秀の居城として有名なのでちょっとは知っていた。

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残念ながら信貴山城自体は1577年に廃城となり城っぽいものが残っているわけではないが、城の痕跡が至るところにあり、その威容を想像するのが史跡歩き醍醐味である。「信貴山 撮影」でぐぐって良さそうな感じだったので行くことに決定。

さて、大阪駅から環状線の外回りに乗り込んで、鶴橋から近鉄に乗り換え、河内山本という駅で近鉄信貴線に乗り込んだ。信貴線は単線でこのあたりまで来るとダイヤも薄くなってくる。実際、大阪8時到着だったとしてもこの次に乗る近鉄西信貴ケーブルは結果的に同じだった。

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信貴山口駅からケーブルカーに乗り込んで所要時間7分という短さであっという間に高安山(たかやすやま)駅に到着する。ここから山門まで路線バスに乗り込む。幸いなことに接続ダイヤは考えられているので高安山駅に到着したらバスが待っててくれていたのだ。

大阪駅から信貴山門バス停まですべてICカードに対応しており、Pasmo で問題なく行くことが出来ました。JR 180円、近鉄 300円、ケーブル 550円、バス 250円、しめて片道1,280円でした。

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信貴山門バス停から信貴山までは観光地化された地域を通って、橋を渡ると程なくして信貴山 朝護孫子寺(ちょうごそんじ)の境内に入る。境内は意外と規模が大きく高低差のアップダウンも激しいが、被写体として面白いものが結構あって楽しめた。

ここでは聖徳太子ゆかりのいわれがあり、寅がマスコットとして至るところで目に掛かる。大きな張り子の虎と本堂を絡めて撮るのが定番写真らしい。撮ってないけど(汗

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気軽な気持ちで信貴山山頂に向かったら舗装されてはいるもののかなりの山道で急勾配を40分ぐらい登って汗だくだくです。その日の予報は小雨でしたが、なんとか持ちこたえて曇りの状態だったけれど湿度がムンムンで体力消耗しました。

山頂近くにある信貴山城址を見学しつつ、山頂に到達したと同時に太陽が顔を出してくれました。山頂にある空鉢護法堂の周りにはたくさんの守護神が祀られていて山頂を一周するだけで御利益がありそうでした。

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そんなこんなで信貴山を満喫したところでお腹が空いた。お寺の中にもお食事処があったけれど、朝通った橋の所にあるおそば屋さんでざるそばを頂きました。

境内の入り口の近くにある仁王門に向かうと千体地蔵や門前町があるので、こういう風景が好きな人は通りたい道だなと考えていると、ポツポツと雨の予感がしてきたので、急いで信貴山門バス停まで戻って帰路につきました。バス停はしっかりとした建物なので雨よけにも最適です。

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