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まほらば 〜Heartful days〜 #26 まほらば

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………。…………。ついに、ついにまほらばが終わってしまった。今年のお正月気分も抜けきらない1月9日にはじまった。ほのぼのアニメ「まほらば」も終わる時が来たのだ。同時期によく見ていたAIR学園アリスが終わってもまほらばは終わることが無かった。そのまほらばもついにハッピーエンドを迎える。



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第1話が始まった当初は、まほらばという単語がちゃんと言えなかった。まぶらほとかまぼらぶとかと完璧に混同していて打ち間違えることもしばしば。いま思い出すと本当に恥ずかしい。まほらばを視聴を続けて行くことでその癖も次第になくなって行った。


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第2話では大家さんのかわいさに激萌え。声には違和感を覚えていたがそれもなくなってきて、いつの間にかかわいい声という認識になっていった。まさかこの声の主である新井里美が後々、すごい影響力を持つとは思いもしなかった。この時は素直に視聴しているだけのまだまだハマってない頃でした。


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この第3話からいろいろな人格がでてきた。その中でも幼児な魚子ちゃん最高。と言っていた頃。多重人格者という設定でAB型の自分としてはなんとなく親近感を持ってたりする。実際に設定資料を確認すると梢ちゃんはO型なんだけどね。O型の娘はかわいい子が多いね。はぁはぁ。


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ぬくぬく第4話。初期のお話で一番のぬくぬく度を誇る。まほらばって、他のアニメと比べると本当に普遍的で、何かアクションがあるわけでもないし魔法とかファンタジーなお話でもないのに、どうしてこう惹かれるんだろうか。いろいろ予測不能な事態が起きる昨今、こういった癒し系のお話が求められているのかもね。


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第5話から徐々に鳴滝荘に住んでいる人たちにフォーカスされたお話が始まる。梢ちゃんの他にも鳴滝荘の住人はおもしろい人たちばかり。特に、朝美ちゃんには貧乏な自分まで励まされてましたよ。カップラーメン生活でも沈まず前向きに生きていけたのは朝美ちゃんのおかげかな?とはいえ、オレンジジュースを3杯に薄めてないだけまだまだ生活に余裕がありそう。まだまだイケル!!


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ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!! な入浴シーンがある第6話。この頃から、百合百合分が充足されていくのです。珠実ちゃんのかわいさにほれた。一番好きな声優のほっちゃんってのも注目度二重丸だね。このころの珠実ちゃんはまだまだ隆士に対して余裕シャキシャキでした。あああ。


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鳴滝荘の説明も兼ねた第7話。かくれんぼゲームをモチーフにして建物の説明をするのはなかなかうまい演出でした。部屋割りとか地図入りで分かりやすかった。しかも、このかくれんぼの勝敗が次のお話にちゃんとバトンタッチする。見事と言うしかない。


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そんなこんなで梢ちゃんと初デートをすることになった隆士。うらやましすぎーーーな第8話。梢ちゃんの頬染めがこれでもかこれでもかと、怒濤の攻撃ですよ。うぅうー、隆士のやつめー。デートの後半で咲ちゃんが現れていじめっ子といじめられっ子を撃退するシーンとかあったけど、この頃から梢ちゃんの別人格もそれぞれここのキャラクターとして定着してきた。


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女装がブームな第9話。この頃は他のアニメ番組でも主人公が女装するお話が大流行り。このまほらばも隆士を隆子ちゃんとして戦線に投入してきました。これがまたかわいいのなんのって、主人公女装キャラクターランキングとかあったらきっと上位に入賞するほどかわいい。べっくらこく。


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第10話。まほらばは絵本というのがなかなか重要なキーワードではあるけれども、絵の練習としてスケッチをするのは基本だね。まほらばのお話にはところどころ紙芝居風でコミカルに話を進めるときがあるけど、ああいうのはかわいいよね。あれだけ集めて4コマアニメとかでもおもしろそう。


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まほらばの中盤に向けて盛り上がり始めた第11話。恵の過去などが明かされて、それでいて伏線も張られていく。そんな頃のお話だったけど、恵の人気度はきっとこの回でかなりアップしたであろう。こうやって、鳴滝荘の住人の人気があがっていくと、まほらば自体も楽しんでみれるようになるね。


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鳴滝荘も夏になれば海に行くぜ!第12話。もはや夏アニメのお約束。みんなの水着姿を拝めるのはこういったレアイベントでないと観れませんぜ。朝美ちゃんのスク水にはぁはぁしたりして、本当に楽しいひとときを一緒に過ごした感じ。実際に海に行ってなくても、ちょっと行った気分になれた。


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かくれんぼをした鳴滝荘だが、今度は宝探しなどを始めた第13話。ほのぼのアニメここに極めり。鳴滝荘の住人が一致団結全員集合でお宝を探す。しかし、見つかった宝は物ではなく、一緒に探した仲間との絆。かなり気持ちがほんわかした。この頃には確実にこのアニメが好きと言えるようになってた。


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第2クール目に突入の第14話。隆士の作った絵本が大半の話。でもでも、侮るなかれ。これがまたいい話なんだ。例えば、まほらばというアニメを1話に凝縮するとどうなるか。きっとこの絵本のお話のようになるに違いない。このほのぼのアニメは子供に見せたいアニメナンバー1に輝けるよ絶対。


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第15話。ここへきてまだまだ梢ちゃんの人格が増えるとは思わなかった。ホントのところはどうか知らないけど噂によると一番人気の人格みたいですよ。たしかに、魚子ちゃんとはまた違ったかわいさがあるよね。しかし、当時は学園アリスの棗と混同して大変だったことはナイショ。


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第16話。実はこの次の第17話と連続放送なんて芸当をした回。鳴滝荘にいままででてきたキャラクターが大集合するお話。こういうお話はわいわいとゆるゆるっと楽しむに限る。部長と珠実部員の対決は大変おもしろかった。しかし、この二人結局どっちが強いんだ?!


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ということで、続きの第17話。梢ちゃんと珠実の出会った頃のお話。どうして、珠実はこんなに梢ちゃんが好きなのか理由が大変分かる。何でも出来ちゃう人はきっと心のどこかでは満ち足りない気分なんだろうなぁ。そんな人には梢ちゃんのほのぼのビームに一撃で沈んでしまうのでしょう。


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梢ちゃん七変化の第18話。すべての人格が入れ替わり立ち替わりで、全員集合。梢ちゃんのどの人格もそれぞれ意識や考え方があって、みんな楽しい娘。特に早紀ちゃんは弱きを助け強きをくじくような所があって、弱者に対してはかなり優しい。ツンデレ人格の称号を与えます。おめでとう。


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第19話。いままでの鳴滝荘の回はどちらかというと建物にリンクした話だったけれど、みんなの一日ということで同じ日を何回かリピートしてみんなの生活の関連性を確認できた。そう、結構思うんだけど、意外と縁のある人って常に近くにいるんだよね。世間は本当に狭いっす。


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学園もののアニメと言えば学園祭です第20話。沙夜子さんの特技が大披露された。この特技が後々の話に続いていくわけだが、いまはそんなこと気にせず沙夜子のバイオリンに耳を傾けたい。音楽とは心のオアシスとはよく言ったものだ。音楽のない生活は次第に破綻するよ。


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そういうわけで、黒崎親子の秘密大公開な第21話。沙夜子さんは実はお金持ちの娘でした。沙夜子さんの昔話も語られて、ちょっと涙ほろほろ。沙夜子さんと離ればなれにされた朝美ちゃんを考えるとせつないね。お金持ちとは意外とひどい仕打ちをするので心の底ではブルジョアジーになりたいとは思わない。朝美がんばれ。


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第22話。沙夜子さんの強い決意がみれた。すごい感動しちゃった。いつもふにゃふにゃしている沙夜子さんでも譲れない強い想いがある。それがたとえ悲しい過去を引きずっても、いまこの瞬間を大切にした沙夜子さんに拍手を送りたい。沙夜子さんと朝美ちゃんの強い絆、血のつながりがなんて必要ない。


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第23話。季節は進み隆士が来てから半年経ったぐらいの頃にはみんなすごい仲良くなってた。このまほらばは夕焼けなど暖色系の描写がかなりあるんだけど、すべてのシーンが素敵なことに気がついた。この紅葉の回は真っ赤な楓がひらひらと舞散る様がとても印象的だった。みんなと一緒は楽しい。


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最後のクライマックスへ向けて走り出した第24話。隆士がアルバイトを始めるのがまさかこんな結末を迎えるとは思わなかった。きっかけは本の些細なことだけれど、いままでの想いが積もり積もって梢ちゃんに襲いかかった。ちょー、悲しいおはなし。


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第25話。梢ちゃん本人の人格が失われて珠実ちゃんは...。この回に珠実ちゃんの気持ちのすべてがある。本当に珠実ちゃんにとって梢ちゃんは大切な人。一番失いたくない人。大切な人を想う気持ちはなぜこんなに切ないのだろう。自分の一番が必ずしも相手の一番ではないのは本当に切ないね。


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この半年でいろいろあったけど、やっぱり最終的にハッピーエンドで良かった。ハッピーエンドじゃなかったらいままでのほのぼのアニメはなんだったんだーって激怒するところだったよ。なんだかんだ言っても、隆士と梢ちゃんが鳴滝荘のみんなと末永く幸せになってくれればいいね。
まほらば、ほんとにいいアニメだった。癒し系アニメの最たるものだね。最初はあまり乗り気じゃなかったのに徐々にハマっていくのは、なかなか新鮮だった。鳴滝荘ありがとー!!