るるぷらす

るるぷらす、だおー

VNC で遠隔操作 for Mac OS X 10.4

SourceForge.net: Chicken of the VNC

Mac OS X 10.4 と Chicken of the VNC を組み合わせることで簡単に外部からお家のマシンを操作することが出来ます。早速、設定をしてみましょう。

VNC の設定

  1. アップルメニューからシステム環境設定...を選択し、インターネットとネットワークの項目の「共有」をクリックします。
  2. サービスの中の「Apple Remote Desktop」を選び、右側の「アクセス権...」をクリックします。
  3. VNC 使用者が画面を操作することを許可」にチェックをつけます。さらにパスワードを設定してください。設定が完了したら OK ボタンをクリックします。
  4. Apple Remote Desktop を開始してからシステム環境設定を終了してください。

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ポートの設定

基本的な設定はここで終わりです。しかし、このままではアクセスできない場合があります。ルータのポートの設定が必要になりますので "TCP ポート 3283,*1 5900 および UDP ポート 3283, 5900" をそれぞれポートマッピング*2します。
AirMac ベースステーションの場合の設定は下記の通りです。

  1. Finder の移動メニューからユーティリティを選択します。
  2. AirMac 管理ユーティリティ を起動して、ベースステーションを選択します。
  3. 「ポートマッピング」を選択してパブリックポート 3283, 5900 をサーバーのプライベートアドレスに設定します。
  4. AirMac ベースステーションをアップデートして設定完了です。

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すべての設定が完了したら Chicken of the VNC を起動します。(画像のいちばん左)

  • Host: サーバーの IP アドレスやホスト名を入力。
  • Display: 0(きっとたぶんゼロで大丈夫なはず)
  • Password: Apple Remote Desktop で設定したパスワード
  • 「Remember Password」にチェック

これでお家のマシンにアクセスすることが出来ました。Chicken of the VNCBonjour に対応しているのでお家の中で起動するとリモコン代わりになってちょっぴり便利ですよ。
Chicken of the VNCUniversal Binary になってすごく早くなったけど、まだまだ重くて待たされることも多いかもしれませんのでまじめに使うんだったら別途リモートアクセス用のソフトを導入するといいですよ。
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*1:ポート3283はいらないんじゃないの?って指摘されたので打ち消し線

*2:ルータにより名称が違います。