Aperture 1.5 トライアル

Apple - Aperture - Free Trial

憧れていたApertureの体験版が配布されていると聞いて飛びついてみました。ページは英語だけどダウンロードされる体験版は日本語も対応した完全製品です。30日の制限がありますがそれ以外の制限はないようです。*1
このApertureの体験版を使い倒して良さを発見してみようと思います。

写真の読み込み

まず始めに重要な所として写真管理の方法です。いままで撮った写真を 2006/11-10 朝/_MG_9999.JPG のようにフォルダを分けて管理していました。この管理方法を残したままApertureで遊べるかが非常に興味ある所です。
結論から言えば、マスターメディアは確保した状態で操作する方法がありました。流れとしてはこんな感じ。

プロジェクトとしてフォルダを作る。（私の場合は西暦の 2006 というフォルダ）
その中にカメラから写真を自分で好きなようにフォルダにまとめる。
Apertureを起動する。
ようこそから「ディスク上のフォルダから写真を読み込み」を選択。
- 選択するフォルダは最初に作ったフォルダ（例：2006）
- ファイルの保存場所：現在の場所
- バージョン名：マスターファイル名

そうすることによって 2006 というプロジェクトが作られてその中にサムネイルがどんどん入っていきました。しかもちゃんとフォルダごとにアルバムを作ってくれます。
新しくファイルを追加する場合は最初に作ったフォルダの中に新しいフォルダを作って写真を入れて、Apertureを起動する。「ディスク上のフォルダから写真を読み込み」からそのフォルダを選んで同じ設定で読み込むと 2006 の中にそのフォルダの中にサムネイルがどんどんは行っていきます。
ようこそメニュー以外では、ファイルメニューのファイル > 読み込み > フォルダをプロジェクトに... が同じ効果でした。
読み込み直後はサムネイルをがりがり作るのでかなり重たい処理です。暫くするとその処理も終わるのでそれからはサクサクうごきます。処理が待てない人はウインドウ > タスクリストを表示を見てください。後どれぐらいで終わるか推測することが出来ます。
サムネイルはピクチャフォルダのAperture Libraryに保存されます。これはパッケージ形式なので中を見ていくだけでもかなり興味深いファイル構成です。まぁ、ユーザーはあまり触る必要ないですねー。

写真の閲覧

写真の閲覧方法は色々あるのですが個人的に気に入ったのはブラウザモードです。ウインドウ > レイアウト > ブラウザを最大化（コマンド＋オプション＋Ｂ）からブラウザモードに入れます。そうするとサムネイルの一覧で写真の閲覧が出来ます。
サムネイルをダブルクリックすると通常の基本モード＋調整モードになります。写真の編集したりする時に便利です。ここで調整を行うとリアルタイムで効果が現れます。Apertureは非破壊処理なので調整した写真を右クリックして「調整を取り除く」を選ぶとオリジナルに戻ります。
さらに気に入ってるのがフルスクリーンモードです。どんな状態でも「Ｆ」キーひとつでフルスクリーンになります。いろんな調整がフルスクリーンで出来るのは魅力です。複数写真を選ぶと写真の比較だって見やすい状態で出来ます。
あと楽しいのがルーペです。どんな状態でも「＠」キーひとつでルーペが表示されます。ブラウザモードなどのサムネイルだってルーペで等倍表示が出来ます。実はルーペに２つモードがあって、ルーペを表示している状態で表示 > センタールーペを使用でもうひとつのルーペと切り替えれます。
ルーペを使わず写真を等倍で見るには「Ｚ」キーひとつで切り替えれます。財前良三とは関係ありません。

雑感

そんなこんなで触ってるだけで楽しいAperture。まだまだ全部の機能は試せていません。でも写真を読み込んでただ単純に眺めているだけでも相当楽しいです。サクサクとした操作性も一度触ったら病みつき。MacBookの二本指スクロールがかなり快適なのも魅力です。
さて、そんなApertureで見つけた秘密の機能*2。