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M1 Mac mini がやってきた!

M1 Mac mini がやってきた。今まで使ってきた iMaciMac (27-inch, Late 2012) で、購入日を調べてみると 2013年1月4日(実際に発送されたのは1月29日)だった。実に8年ぶりのメインマシンの切り替えである。

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今回買った動機はやはり Apple Silicon M1 である。性能もさることながら消費電力が少ないことがとても魅力的に感じた。一般家庭でパソコンを使っていると気になるのは月々の電気代。これが少しでも安くなってくれるならランニングコストを考えたときの費用対効果は高いのではないかと思う。たとえば月500円安くなればサブスクリプションのひとつでも契約してみようかなという気になる。

次に、いままでの iMac ではやはり少々パフォーマンスに困ることがあった。今年はコロナ禍にあり、みなさま大変な思いをしたのだと思う。私も在宅勤務に切り替わって多くの時間をこの iMac とともに過ごした。多くの仕事は Zoom や Teams、Google Meet などによる会議だったので、この iMac でも問題なく仕事できた。パフォーマンスが必要になるような仕事は会社においてきたマシンにリモートで入って十分に事足りた。

だが、趣味の VLOG 撮影や編集では、この iMac で行うとかなりの制約を受けてしまう。今年は iPhone 12 Pro Max を買ったり DJI Pocket 2 を買ったりして 4K 撮影をメインにしようと考えた。しかしながらプロキシ素材(いわゆる最適化メディア)に変換しても編集がとても遅く、書き出しもタイムライン尺の数倍掛かるような感じで、とても大変だった。

そこで、この M1 Mac のパフォーマンス能力に期待してメインマシンを切り替えることにしたのである。

M1 のベンチマークについては各ブログで散々行われていて、実際にパフォーマンスが良いという結果になっている。特にシングルスレッドの性能はとても良いそうだ。また M1 の性能に関して特筆すべきは実際の消費電力(W)の少なさにあると思う。

M1 は8つのCPUコアがあり、高効率コア4つと高性能コア4つである。これらのCPUを並べたときにCPU-1〜4が高効率コアで、ほとんどの処理がこの高効率コアによって行われている。消費電力は高効率コアは高性能コアの1/10らしいのでとても電気代に優しい。それによって発熱が少ないという効果もある。冬場には優しくない。

話がそれてしまったが、私のベンチマークを見てみましょう。iMac からどれだけ消費電力が下がり性能が上がったのかな?2020年は Lenovo ThinkCentre M75q-1 Tiny も買っていたのでそれもあわせて見てみましょう。

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周辺機器として、4Kモニタ 41W、OWC 最大180W、デスクライト 14.5W を使用しています。

iMac (27-inch, Late 2012) にくらべておおむね性能は倍に、消費電力は半分以下。8年でこれだけの変化があったことに驚いた。M75q-1 Tiny も小型PCとしてとても良い性能を出している。最近 Gen2 がでて8コア16スレッドになったらしいので、いつか余裕があったら置き換えたいと思う。

実際に使用してみて消費電力はどうなったのかというと、いま私のデスクは SwitchBot のプラグを使用しているので、そこで消費電力が分かるのですが、いまこの記事を Evernote (Intelバイナリ) で書いているときの消費電力は 77W でした。これは Mac mini だけではなくデスクライトや OWC の Hub など周辺機器の電力消費も含めた値です。

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今月の消費電力の変動は下記の通り、M1 Mac mini が届いたのは 12月18日の夜。実際に切り替えて使用したのは翌19日からです。消費電力は全体的に下落傾向にあります。27日/30日は Lenovo M75q-1 で1日中、原神というゲームを平行してやっていたので高くなってますねw

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このような感じで M1 Mac miniLenovo M75q-1 を同時に使ってても iMac の最大消費電力と同等と考えるととても良い買い物をしたのだなぁと思う。

M1 Mac mini を使っていて感じるのは、メモリ管理がとても優秀であること。どんなに多くのアプリケーションを使っていてもメモリの半分(8GB)近辺できれいに収まる。16GBのモデルにしたけどほとんどメモリをフルに使うようなことはなく、この2週間、メモリ不足を感じるケースは全くなかった。

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続々と Apple Silicon に対応したアプリケーションがリリースされているので(ベータ版含む)、ほとんどの作業はこの M1 で十分に感じている。万が一、クリティカルな問題があっても Lenovo を使って切り抜けよう!w

少なくともこの M1 Mac mini を2022年後半まで使い、今後いつか Apple Silicon iMac に戻りたいと考えている。

最後に、開封したときの YouTube はこちら!


M1 Mac mini 開封&設置祭り!

これからもよろしくね!