るるぷらす

るるぷらす、だおー

foltia ANIME LOCKER で録音したラジオを Podcast 登録する

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先日、構築した foltia ANIME LOCKER が無事に稼働して、ラジオ録音をはじめました。

現在、予約している内容は予約一覧から確認できます。
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foltia ANIME LOCKER でラジオを予約するにはいくつかの方法があります。

番組予約方法

  • アニメ放送予定 > 受信可能局のみ表示 から聴きたい番組の予約ボタンを押す。
    これはしょぼいカレンダーに登録されている番組が表示されます。しょぼいカレンダーと連動しているため放送日時情報などは自動的に修正されます。
  • 番組表 > キーワード検索 からキーワードを入力して、検索キーワードで予約することができます。
  • 番組表 > IPサイマルラジオ から番組表を使って聴きたい番組をクリックすることで予約することができます。
    この番組表は結構重いのでFirefoxで見ると良いと思います。

iTunesPodcast に登録するには、それぞれの番組の録音が終わった後に録画一覧に表示されますので、そこから iTunes に登録します。

  • 全録画タブでiTunesに登録をクリックすれば、iTunes にすべての番組がひとつの Podcast として登録されます。
  • アニメ自動録画タブ > 詳細表示 に表示されている番組名をクリックして、iTunesに登録すればその番組の Podcast を登録できます。
  • EPG録画タブでiTunesに登録をクリックすれば、番組表から予約した番組の Podcast が登録されます。
  • キーワード録画タブのキーワードをクリックして、iTunesに登録すれば、そのキーワード単位の Podcast が登録されます。

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最近の iTunesiOSPodcast アプリと連動しており、MaciTunes に登録するだけで自動的に iPhonePodcast アプリにも同じ内容が反映されます。iPhone で事前にダウンロードして聴くこともできますし、出先でダウンロードしながらストリーミング再生っぽく聴くこともできます。

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最後にラジオが録音されたことを iPhone に通知するために IFTTT でアクションを作ってみました。これを設定するには foltia サーバを公開する必要があります。BASIC 認証やポートフォワードなどを駆使してセキュリティには気をつけて万全を期してください。

まず、録画一覧 > 全録画タブのこの番組のFolcast (http://[hostname]/recorded/folcast.php) のリンク先をコピーして、feedlypodcast カテゴリを作りそこで RSS を登録します。

iPhone に IFTTT から通知させたいので IFTTT アプリをダウンロードします。

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後は手順にそってアクションを作ります。今回は this に Feedly、that に iOS Notifications を選びます。

1. f:id:egyo2nd:20140409095829p:plain:w200 2. f:id:egyo2nd:20140409095828p:plain:w200
IFTTT アプリを開き右上のアイコンをタップ。そして、右上の+をタップ

3. f:id:egyo2nd:20140409094338p:plain:w200 4. f:id:egyo2nd:20140409095827p:plain:w200
水色の+をタップ。Trigger は Feedly を選び、New article frim category をタップ

5. f:id:egyo2nd:20140409094336p:plain:w200 6. f:id:egyo2nd:20140409094335p:plain:w200
Category は先ほど作った podcast を選択。次に赤い+をタップ

7. f:id:egyo2nd:20140409094334p:plain:w200 8. f:id:egyo2nd:20140409094333p:plain:w200
iOS Notifications の Send a notification をタップし、Activate と表示されたらタップすれば完了です。

実際に使ってみたところ、録音が終わってから通知に反映されるまで1時間ぐらいラグがあるけど、それでも会社に行く前に iPhone を見れば昨夜ラジオがあったことがわかるし、Podcast アプリでダウンロードし忘れることもない。外でダウンロードしてたら帯域制限怖いし、家でダウンロードできる方が安心するよね。

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OS X Server を導入して App Store ダウンロードとソフトウェアアップデートをキャッシュしよう

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ご家庭内に複数の iOS デバイスや Mac があるなら OS X Server を利用すると大変便利です。最近の OS X Server には App Store (Mac App Store 含む) のダウンロードをキャッシュする機能と、ソフトウェアアップデートを事前にダウンロードしてキャッシュする機能が搭載されています。

これらの機能を有効にすれば、ご家庭内のデバイスが OS X Server と同じネットワークにいるだけでキャッシュ機能を利用することができます。大きなファイルの場合でも、待たされることなくインストールが始まるのでいい感じ。

早速、インストールして有効にしてみましょう。

OS X Server

OS X Server

  • Apple
  • ユーティリティ
  • ¥2,000

サービス > キャッシュ を有効にすると、ネットワーク内で App Store からダウンロードしたことのあるアプリがキャッシュされます。最初のダウンロードは時間がかかりますが、再インストールとか、2つめのデバイスにインストールするときは Server のキャッシュからインストールされるので時間が短縮されます。

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キャッシュでは、保存先を編集...から変更することができますので、空き容量に余裕があるボリュームを選ぶことができます。選択したボリュームの Library > Server > Caching > Data にキャッシュが保存されます。

詳細 > ソフトウェア・アップデートを有効にすると、現在アップルが提供しているソフトウェアアップデートのすべてがダウンロードされてキャッシュされます。アップルが新しくアップデートを提供すると自動的にダウンロードを始めます。初めてインストールするときも Server のキャッシュからインストールされるので時間が短縮されます。

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しかしながら、ソフトウェア・アップデートでは保存先を指定することができず、システムドライブにキャッシュしてしまいます。かなりの量があるので空き容量が少ないシステムドライブの場合はすぐにいっぱいになってしまいます。そこで、lnコマンドを使って別のボリュームに移動させてしまいましょう。

1. Server から ソフトウェア・アップデート を切って無効にする。
2. ターミナルから次のコマンドを入力

% sudo su
% ditto -v /Library/Server/Software¥ Update/Data/html/content/downloads /Volumes/Local¥ HD/Library/Server/downloads
% mv /Library/Server/Software¥ Update/Data/html/content/downloads /Library/Server/Software¥ Update/Data/html/content/downloads1
% ln -s /Volumes/Local¥ HD/Library/Server/downloads /Library/Server/Software¥ Update/Data/html/content

3. Server から ソフトウェア・アップデート を有効にする。

しばらくして運用して問題なければオリジナルを削除します。

% rm -rf /Library/Server/Software¥ Update/Data/html/content/downloads1

ボリューム名とかは適宜自身の環境に置き換えてください。また、rmコマンドは細心の注意で実行してください。こちらでは責任は負いません。

これで App Store ダウンロードとソフトウェアアップデートがキャッシュされるようになりました。