るるぷらす

るるぷらす、だおー

AIR #12 そら -air-

あのうみ〜どこまでも〜あおかあった〜とおくまで〜♪
あのみち〜どこまでも〜つずいてた〜まぁっすぐに〜♪
AIR。それはまどろみの中でちょっとした熱に浮かされたような物語でした。青いその大きな空の上で羽ばたいてる神奈さま。そして、その場所へ向かうそら。すごいリアルで迫力があった。やはりAIRはすごい。原作に忠実に作りも丁寧で要所要所で感動した。
「ゴールしてもいいよね」
「きたらあかん!」
「ゴール……。」
(あ…り…が…と…う)
主にこれらの台詞がぐさっときた。そして、冒頭の歌詞にあるようにグッドタイミングでの青空。これは泣くよ。晴子さんの無念さが悔しさが、ぐっとくる。これからという矢先にいちばん大切なものが離れてしまうのは大変悲しい。
AIRは生まれ変わりがよくでてくる。特に最後のシーンがないとAIRはバットエンドと思われてしまう。観鈴と往人*1の生まれ変わりがでてこないとハッピーエンドにならなかったね。これからあの2人は幸せになっていくんだろう。長い長い旅路の終わりに。
うぅ……泣ける。えあーはなんでこんな泣かせるんだろう。楽しいときと悲しいときの落差がすごいよ。晴子さんが目指した家族の暖かさは一瞬でなくなってしまったけど、これからも多くの家族と接することで新しい暖かさをきっと見つけてくれる。
晴子さんがいなかったら翼人の受けた呪いは消えなかった。そう、柳也と裏葉だけの力じゃだめだったんだ。第3者の新しい力があったからこそ呪いが消えることができた。晴子さんすごい。救世主です。ぜひ晴子さんにも幸せな記憶を刻み続けて欲しい。
次回は総集編。そう、まだまだAIRは繰り返す。これも呪いかもしれない。観鈴と往人は出会いはまたこれから始まる。
また夏がくる、瞳を閉じればふっとあの日の青空。

*1:もっといえば神奈さまと柳也/裏葉