歩きながらApple Watchを使ってると少し未来が見えてきた。Appleがこの時計で実現しようとしているイノベーションは、Google Nowのようなものではないかと思い当たった。
現在の盤面(フェイス)は、一通り試した後に、モジュラーにした。これはいろんな情報を出すことが出来て結構便利。いままでは朝一にiPhoneの通知センターをわざわざ見て、その日の気温を確認していたが、これからはApple Watchで手軽に気温を確認することができるようになった。特に季節の変わり目には便利ですね。
例えば、もし、Apple Watchを着けながら歩いている途中でGoogle Nowのような情報が盤面に出たら生活が変わると思う。歩いていて常に現在地の地名などが表示されてるだけでも個人的には嬉しい。さらにその状態から地名をタップすると現在地のマップが表示されたりすると、きっと便利だ。
まだまだApple Watchはそのレベルまで到達していないが、十分可能性を感じることができるところまで来ている。現在はAppleの方針で、時計アプリは認められていないが、今後盤面レイアウトのフェイスを誰でも開発できるように、数年後のWWDCでSDKが公開されるようになれば、いろんなアイデアが出てくるのではないだろうか。
想像される多くの機能はすでにAndroid Wear(アンドロイドウェア)と呼ばれるスマートウォッチで実現されているが、それらをApple Watchが実現すると多くのユーザーが利便性の向上を享受出来るように思う。
どうやら、マイクロソフトもWindows 10でそういった方向性を模索しているっぽい。
【速報】Windows 10のスタート画面やロック画面向けのCortanaの新機能
Windows 10 The Latest【速報】:Build 2015で明らかになったWindows 10新情報とこれまでのまとめ - @IT
音声アシスタント機能のCortanaにおける新機能として、スタート画面やロック画面におけるサジェスチョン機能が紹介された。ユーザーの行動履歴などに基づき、スタート画面やロック画面に推奨するアプリケーションやメッセージなどを表示する。
今のところグランスはこの5つに限定して使っている。できるだけシンプルに。グランスはiPhoneのApple Watchアプリから設定することが出来る。これらのグランスを表示するには盤面を下から上にスワイプすると出てくる。グランスとApple Watchアプリは似て非なるもので注意が必要だ。通知センターのウィジェットに近い性質のものがグランスと覚えよう。
通常は「設定」を中央に固定して、必要に応じて左右にスライドして使ってる。心拍数はグランスを表示しなくても定期的に測定されていて、iPhoneのヘルスケアアプリで測定結果を見ると結構楽しい。
また、仕事とかでずーっと座ってるとスタンドと通知される機能も楽しい。今後、Apple Watchが普及したら毎時50分になると、オフィスのみんなが一斉に立ち上がる未来が見える。この機能を有効にするにはiPhoneにあるApple Watchアプリのマイウォッチ > アクティビティから「スタンドリマインダー」をオンにする必要がある。
それにしてもApple Watchは楽しいガジェットだ。バッテリーの持ちも心配するほどでは無く、充電なしでも丸2日持ちそうな感じですらある。寝てる間は外しておけば余裕で持ちそう。他にもRunKepperアプリとか色々試したが、それらはまた次の機会に。