iTunes の特に大事なプレイリストをバックアップしようとした時に、どうやってバックアップするか。幾つか思いつく方法として。
- Finder 上でフォルダを作成して、プレイリストの全曲をドラッグしてコピーする。
- プレイリストを右クリックして「プレイリストからディスクを作成」を選び、データCDとして円盤に焼く。
というのがパッと思いつきますが、今回は仮想ドライブを利用してイメージデータとして保存する方法をご紹介しましょう。
まず使うのは Virtual CD-RW というアプリケーション。このアプリケーションはインストールすると仮想ドライブを作成することができ、その仮想ドライブに対して、通常と同じように焼くとイメージファイルを作成してくれます。
注釈: Virtual CD-RW は $40.00 のシェアウェアです。現在セール中で $29.95 です。15日間のお試し体験期間のトライアルがあります。
インストール
- http://www.burningthumb.com/virtualcdrw.html から Virtual CD-RW をダウンロードします。
- virtualcdrw.dmg.zip を解凍します。
- virtualcdrw.dmg を開きます。
- Install Virtual CD-RW.pkg を開き、インストールします。
インストールが完了したら再起動を求められるので再起動しましょう。 - 再起動が完了すると、メニューバーに円盤のアイコンが追加されます。
これでインストールが完了しました。
次は実際にプレイリストからイメージファイルを作成してみましょう。
- iTunes を起動してプレイリストを右クリックします。
「プレイリストからディスクを作成」を選択します。 - ディスク作成設定で次のように設定します。
右下の「ディスクを作成」をクリックします。 - 「空のディスクをセットしてください...」と表示されたら、
メニューバーの円盤アイコンから「New Media」を選びます。
すると、プレイリストの曲データが仮想ディスク化されマウントされます。
- 仮想ディスクをアンマウント(イジェクト)すると保存ダイアログが表示されるので名前をつけて任意の場所に保存します。
すると2つのファイルが保存されます。これらが保存されたイメージデータです。
このイメージデータを利用するには、メニューバーにある円盤アイコンから「Open Existing Media」を選んで、cue ファイルを開きます。すると仮想ディスクが再びマウントされます。
仮想ディスクがマウントされている状態で、ディスクユーティリティからディスクイメージを作成することができます。
イメージフォーマットを「DVD/CD マスター」で保存すると .cdr ファイルが保存されます。
この形式は .iso ファイルと互換性がありますので、拡張子を .iso に変えると普通に .iso ファイルとして利用することができます。
以上。