最近、空き容量が少なくなってきた Drobo 5D のディスクを交換しました。
Drobo シリーズは異なるメーカー・異なる容量・異なる回転数を混在できるストレージで、重宝しています。容量の少ないディスクを交換することで、空き容量を増やすことができます。
ちょうど4月に増税を控えているので、その前に 4TB HDD に交換しました。
最近、Drobo のパフォーマンスについて調べていたら、WD Green は避けたほうがいいという記述をたくさん見つけて、えーっって感じになりました。だって、うちの Drobo のメインディスクですよ。。。
WD Green はギガバイト単価に優れていて、消費電力も少ない良いディスクです。回転数は IntelliPower という機能でいわいる可変速度というイメージです。負荷が少ない時は低速で回っていて負荷が高ければ WD Green の場合は5400回転あたりが上限じゃないかなと推測しています。
Drobo のパフォーマンスを追求するには7200回転以上で揃えたほうがいいという記述もあり、なるほどなーと思います。でもそうすると消費電力と騒音が増えてしまってちょっとなーといろいろ考えて、kakaku.com の最低価格も見ながら、HGST の7200回転か、WD Red のどちらかを買うか購入対象を絞りました。
だいぶどちらにするか迷ってましたが、決定打は Drobo の公式ページに有りました。
このページは、Drobo で使用するディスクを選ぶときの参考資料です。これを見て総合的に WD Red にしました。
HGST のディスクは2種類あって手の届きそうな Deskstar シリーズは、Desktop SATA というカテゴリとなり、WD Red は NAS Optimized というカテゴリでした。Drobo 5D はどちらの方がパフォーマンス出るかというと、NAS Optimized の方がパフォーマンスがいいらしいです。
WD Red も WD Green と同じ IntelliPower で少し心配ですが、Drobo 公式のお墨付きもあるので、消費電力が少ない利点を素直に享受するつもりです。
そんなこんなで WD Red 4TB HDD を2本買って、早速1本ずつ Drobo に与えました。うちの環境はデュアルディスク冗長化(RAID6相当:デュアルパリティ)なので、少し容量効率は悪いですが、その分耐障害性による安心感があります。
実質的な増えた空き容量は 3TB となりましたん。今後も少しずつですが WD Green を WD Red に交換していきたいです。
追記(2015年1月5日)
WesternDigitalハードディスクのそれぞれの用途はこちら。ご参考までに。(製品パッケージより) http://t.co/fXPmCu2Lxm
— えぎょ (@egyo) 2015, 1月 5
最近は新しくPurpleと呼ばれる種類のハードディスクもリリースされ、親切にも製品パッケージの裏側にマトリクスが印刷されるようになりました。
ここで注目すべきは「通電サポート時間」ですね。Blue, Green, Blackは、常時稼働(いわゆる24x7)に対応してないんですね。通常使用の範疇でのサポートになるので、サーバ用途には不向きということがわかります。(おそらく故障率も増加するのではないかなー?)
結果的にDroboではRed一択ということでした。